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派遣社員はボーナスを貰える?ボーナスの仕組みから解説!

今回のテーマは「派遣社員のボーナス」についてです。時給や日給で給与が換算される派遣のお仕事は、正社員とは違いボーナスがもらえないイメージがありますが、その実態はどうなのでしょうか?知っておきたい派遣社員のボーナス事情について詳しくご紹介します。

はじめまして。富山県、石川県、愛知県で人材派遣サービスを提供しているCUBEです。
「CUBEのハケン塾」ではワークライフバランスを加味した就業が実現できる派遣という働き方について詳しく解説しています!

派遣社員として働くうえで、ボーナスがあるのか気になる方も多いのではないでしょうか?そこで、派遣におけるボーナスの仕組みや支給の有無について説明します。ぜひ、参考にしてくださいね。

 

ボーナスの仕組みを解説

ボーナスってなに?

ボーナスとは、固定給が支払われている労働者に対し、定期的に支払われる給与と別に支給される臨時的な給与のことです。ボーナスという呼称のほかに、賞与や特別手当などと呼ばれることがあります。特に、民間企業においては、そのほとんどが、実績に対して評価されており、会社が一定の利益目標を達成できた場合に、会社が従業員に対して支払われるケースが多いです。

 

手取りはいくらになる?

ボーナスの支給額は企業によって違いますが、支給額に対して、税金や社会保険がかかり、それらを差し引いた金額が、手取りとしてもらえます。その控除額(差し引かれる金額)は、定められている保険料率に基づいた金額が差し引かれます。

■厚生年金保険料
厚生年金の保険料率は18.3%ですが、会社と従業員と折半するため、ボーナスの金額に半分の9.15%を掛けた金額が差し引かれます。ただし、ボーナスが150万円以上の場合は150万円に9.15%を掛けた金額が引かれます。
 

■健康保険料
健康保険料は、加入している健康保険によって保険料率が違うため、健康保険組合ごとに定められている保険料率を掛けた金額が差し引かれます。また、満40歳以上の場合には、介護保険料も差し引かれます。こちらの料率も加入している健康保険によって違います。
 

■雇用保険料
雇用保険の保険料率は業種によって異なります。しかし、大多数の業種で、2021年における保険料率は0.9%。そのうち、労働者が負担する料率は0.3%です。
 

■所得税
前月の給与の金額や、扶養親族の数に基づいて計上されます。その際には、給与から社会保険料を引いた金額で算出します。また、住民税は、ボーナスからは引かれません。

それ以外にも、企業によっては、下記も追加で引かれるケースがありますので、確認しておくとよいでしょう。
・持株会
・組合費
・積立金

 

いつ支払われることが多い?

ボーナスの支払いは年2回となるケースが多いです。例えば、国家公務員の場合ですと、夏は6月30日、冬は12月10日にボーナスが支給されます。企業によって支給日にばらつきがあり、会社の決算月に準じている企業もあります。また、年3回支給がある企業、個人の営業成績によるインセンティブとして支払っている企業などさまざまなパターンがあります。

 

ボーナスは支払う義務がある?

会社はボーナスは支払う法的な義務はありません。
ただ、基本的には企業ごとに定めている就業規則に準じています。原則として、年2回などの定期的または、臨時的に支給されるものであり、従業員や会社の業績によって支給されるのが一般的。また、就業規則などに「業績によっては支給なしの場合がある」などと定められている場合、企業側が支給しなくても問題はありません。
つまり、労使契約や就業規則などで、ボーナスの支払額、支払い基準や条件などが明確に定められている場合に限っては、従業員は、未払いのボーナスを請求する権利があるといえるでしょう。

 

ボーナスの種類

基本給連動型

そもそも、ボーナスは、「定期又は臨時に労働者の勤務成績、経営状態等に応じて支給され、その額があらかじめ確定されていないものをいう。」と厚生労働省で定義されています。そのため、支払いに関する指針や金額の算出方法や基準は企業に委ねられています。

その算出方法には主に2種類があり、「基本給連動型」は給与と連動したボーナスの算出方法です。この給与連動型は、「基本給×〇カ月分」という計算で支給額が決定し、基本給が上がれば、ボーナスも上がるというシステムとなります。

 

業績連動型

一方、「業績連動型」は、企業の業績に応じて賞与の金額を算出するものです。経団連が調査した「2019年夏季・冬季賞与・一時金調査結果」によると、「業績連動型」を取り入れている企業は全体の59.5%に及んでいます。
 基本給の金額に関わらず、本人の実力や業績によって支給額が決まるため、年功序列による不公平感を払拭し、従業員のモチベーションアップにも繋がっています。しかし、一方で、年収にばらつきが出るなど不安定になってしまうといったデメリットもあります。

 

派遣にボーナスは支給される?

時給にボーナスを含んでいるケースが多い

では、いよいよ派遣のボーナスについて確認していきましょう。

結論から申し上げると、派遣スタッフの場合には、いわゆる一般的な会社員が受け取るような、まとまった金額でのボーナスの支給は、ほぼありません。その理由として、派遣スタッフの給与には、最初からボーナスや交通費などを含めた諸手当があらかじめ、上乗せされているケースがほとんどだから。そのため、パートやアルバイトとくらべると、時給が高い傾向になっています。

また、「同一労働同一賃金」の導入により、現在、派遣会社では、「派遣先均等・均衡方式」または、「労使協定方式」のいずれかを採用しており、それに基づいてボーナスの支給の仕方や金額を決定しています。

まず、多くの派遣会社が採用している労使協定方式の場合には、時給に2%上乗せをし、ボーナス分を毎月の給与に組み込んで支払っているという扱いになっています。

一方、派遣先均等・均衡方式においては、派遣先の同一業務を行っている社員と同じ待遇となりますので、同等の金額が支払われ、必然的に時給額は低くなります。また、派遣会社によっては派遣社員にボーナスの支給をおこなわないと就業規則で定めている場合もありますので、派遣会社がどの方式を採用しているかもあらかじめ確認しておくとよいでしょう。

ちなみにCUBEでは、労使協定方式を採用しており、それに準じた形でボーナスを支給しています。

 

常用型派遣ではボーナスが支給されるケースもある

ただし、「常用型派遣」(無期雇用の派遣)の場合には、例外的にボーナスが支給されるケースがあります。期間に定めのない常用型派遣は、派遣会社と常用型派遣契約を結んでいるため、就業期間が終了しても、次の派遣先で終了するまでの間も給与が支払われます。そのため、ボーナスも少額ですがインセンティブ的に支払われるケースもあるようです。 

 

まとめ

いかがでしたか? 派遣社員の場合は、時給に上乗せされているケースがほとんどであることがわかりました。まとまった金額での支給はないですが、その分、高い時給で働くことができるというメリットがあります。働き方を自由に選びたい方や、さまざまな仕事を経験したい方にとってはプラスの要素となるのではないでしょうか。

CUBEでは働きたい方に寄り添って、お仕事探しをサポートします。ぜひお気軽にご相談下さい。