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派遣会社の選び方を解説!気をつけるべき5つのポイント

今回のテーマは、「派遣会社の選び方」についてです。初めて派遣で働きたいと思った方も、すでに派遣会社で働いたことがある方にとっても、派遣会社選びに迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?そこで、派遣会社選びに役立つポイントなどをご紹介します。

はじめまして。富山県、石川県、愛知県で人材派遣サービスを提供しているCUBEです。
「CUBEのハケン塾」ではワークライフバランスを加味した就業が実現できる派遣という働き方について詳しく解説しています!

たくさんある派遣会社。よりよいお仕事探しをする上でも、しっかりと吟味して選びたいものですよね。そこで、派遣の仕組みから、現在派遣で働いている方が派遣会社を選ぶ際に重視していることまでをご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。

 

派遣会社ってどんな会社?

派遣とは?

派遣とは、人材派遣会社と雇用契約を結び、派遣先企業で働くという働き方。条件や職種など希望にあった派遣先を、派遣会社がセレクトし提案してくれます。実際に働くことになった際には、雇用主は派遣会社となり、給与や福利厚生も派遣会社に準じます。また、正社員と違って派遣社員は、雇用期間に定めがあるのも大きな特徴。

派遣社員と派遣先との合意のもとに、だいたい2~3カ月ごとに更新を繰り返しながら、最大3年まで同じ企業の同じ部署で働くことができます。期間に定めがあることで、ライフスタイルやライフステージに応じて変わる条件(短時間勤務や勤務地など)によって、派遣先を変えることも可能なのでより自分に合った働き方が実現できるのも派遣ならではです。

 

派遣で働くメリット

派遣で働くメリットは、まず、「サポートが充実している」ということです。アルバイトや正社員と違い、派遣の場合は、間に必ず派遣会社のコーディネーターが入ってくれるので、条件や給与、職場での困りごとまで、勤務先の上司に言いづらいようなことも代わりに交渉してくれます。

また、働き始めてからも定期的なフォローや困ったときには相談に乗ってくれる体制が整っていますので、安心して仕事に集中できます。また、同じ職種のアルバイトに比べて時給が高く設定されているのも大きなメリット。
これは、人材派遣の場合の方が自社の直接雇用よりも派遣先企業の負担が少ないことが理由です。例えば派遣会社が給与計算や各種保険の手続きもしてくれるため、コストが抑えられる分、派遣社員に給与という形で還元されているというわけです。

 

派遣で働くデメリット

一方、派遣の最大のデメリットは、期間に定めがあるという点です。法律で最長3年と定められているので、同一の勤務先および同じ部署で3年を超えて働くことはできません。

ただし、3年になる前に下記いずれかの場合となれば、例外となり、同じ勤務先で働き続けることが可能です。
・勤務先の「直接雇用」になる場合
・派遣元の「無期雇用契約」になる場合
・派遣社員がその時点で60歳以上である場合
・同一の勤務先の他部署に、異動する場合

同じ職場で働き続けたいと思ったら、まずは、派遣会社のコーディネーターに気軽に相談するのがおすすめです。

また、スキルや資格によって給料の差が大きいことも派遣のデメリット。薬剤師やシステムエンジニアなど専門性の高い職種の場合は時給が高いですが、未経験からOKの仕事などはそれらに比べて、やや低めに設定されているのが現状です。
しかし、働きながら、資格の取得や、経験を積むことは可能ですので、スキルアップするにつれて時給が上がっていくこともよくあります。

 

派遣会社選びの5つのポイント

求人案件数

派遣の基本的な仕組みやメリット・デメリットがわかったところで、いよいよ派遣会社の選び方に移ります。

まず、派遣会社の求人案件数に注目してみましょう。求人案件数が多いほど求職者の選択肢は広がります。また、ひとつの派遣先が終わってもすぐに新しい派遣先の提案をしてもらいやすいというメリットもあります。派遣企業としてもそれだけ多くの案件数を抱えているということはさまざまな派遣先企業からの信頼が厚いという指標にもつながります。

ちなみに、CUBEの求人案件数はおかげさまで北陸トップクラスを誇っています。現在も、さまざまな案件や仕事がどんどん増えていますのでぜひ、お気軽にお問い合わせくださいね。

 

地域に密着しているか

全国区の大手の派遣会社は、そのネットワークの広さや会社規模の大きさも相まって、案件数は非常に多く多彩なのが一番の魅力です。選択肢の幅が広がったり、有名企業で働くことも可能です。
一方、地域密着型の地元の派遣会社は、なかなかハローワークなどには出てこないような、地元の優良企業の案件が多くあったり、地場の業界や企業の雰囲気をよく知っているため、よりきめの細かい提案をしてもらえるのが最大のメリット。「地元で働きたい」「近場でより自分に合った職場を見つけたい」といった方には、地元の派遣会社がおすすめです。

 

担当営業/コーディネーターの人柄

派遣社員の方と主に、直接コミュニケーションをとるスタッフとして、派遣会社にはコーディネーターと、担当営業がいます。

■コーディネーター
最初に、求職者の方とお会いしてヒアリングをし、派遣登録をするのが「コーディネーター」です。条件や希望に沿ったお仕事の提案をはじめ、実際に就業が決定するまでのサポートなどが主な仕事です。

■担当営業
担当営業は、コーディネーターから引き継ぎ、派遣先での仕事の詳細の説明や、職場見学への同行や契約の取り交わし、入社の立会いから就業後のフォローが主な仕事です。

派遣で働く場合は、希望条件をしっかりと聞き最適な仕事を提案するコーディネーターと、実際に働く派遣先企業のことをよく知る担当営業がタッグを組み、派遣で働くみなさんをあらゆる角度からサポートしています。みなさんの一番身近な存在である派遣会社のスタッフの対応や、人柄、何でも気兼ねなく相談しやすい雰囲気も大切なポイントです。

 

提案までのスピード感

また、仕事の提案までのスピード感も重要です。すぐに仕事がしたいのに、登録したものの、全然連絡がこないなんてことは避けたいですよね。早い会社では翌日入社の場合もあり、午前中に登録し、午後にすぐ会社見学に行き、夕方に契約をすれば、翌日入社も可能です。ただし、派遣先企業のスケジュールもあるので、この流れが必ずしも実現できるわけではありません。
しかし、求職者の働き始めたい時期に応じて、その要望に応えられるようなスピード感や親身さも派遣会社選びにおいて、注視しておきたい部分でもあります。窓口での対応や、登録の際に、できる限り確認しておきましょう。

 

福利厚生の充実

福利厚生について、派遣会社は法律で定められている下記の2つのパターンから選ぶことができます。

■均等・均衡方式
同じ仕事をしている派遣先企業で働く社員と、派遣社員の賃金や待遇を同等にする方式のこと。交通費、賞与や給与なども派遣元ではなく派遣先に準じます。

■労使協定方式
同地域で同じ業務をする職種の人たちの平均または、同等以上の賃金(給与、賞与、通勤交通費、退職金)を支払う方式のことで、派遣社員と派遣会社が労使協定を結びます。その際に、一定の条件を満たす派遣元の労働組合または派遣労働者を含む過半数の労働者と労使協定を結ぶことで待遇が決まります。


どちらを採用しているのかは、派遣会社ごとに違うので、事前にチェックしておくことをおすすめします。場合によっては、福利厚生や待遇に差が生じる場合もありますので、しっかりと確認しておきましょう。

ちなみにCUBEでは、「労使協定方式」を採用しており、有給、賞与、通勤交通費など福利厚生も充実しています。また、独自に、社員優待サービスも取り入れており、国内宿泊、海外宿泊、レジャー、スポーツ、ショッピング、育児・介護サービスなどが優待価格で利用することが可能です。

 

重視されるポイントは?

では、実際に派遣で働いているみなさんはどういった点を大切にしているのでしょうか?とある派遣会社比較サイトがおこなったアンケートによると、派遣で働く人々が派遣会社を選ぶうえで重要視しているポイントは、下記がベスト3となりました。
・派遣会社の求人数
・仕事紹介スピード
・就業中の派遣会社スタッフとのコミュニケーション

 

求人の数

まず、「求人の数」ですが、「求人数が多いほど、自分が希望する条件に合う仕事がある可能性が高いと思う」(女性 50代)や「選択できる幅が広がるから」(男性 30代)などという声が多数寄せられており、希望の条件や職種においてよりよい環境で仕事をするために、求人の母数が大きい派遣会社を選ぶという傾向が浮き彫りになりっています。

 

紹介までのスピード

次に「紹介までのスピード」を重視している人が多く、「離職中の期間が少ないほうがよかったので、仕事の紹介をすぐにしてくれる点を重視していました。」(男性 20代)や「より多くの企業にエントリーするためにも仕事を紹介してもらうスピードは大事。ダメでもすぐ次の企業にエントリーができるから。」(男性 30代)など空白期間をなるべく短くしたいという思いが強く表れているようです。

 

就業中の派遣会社とのコミュニケーション

最後に、「就業中の派遣会社とのコミュニケーション」については、「就業中に些細なことでも気になることを気軽に聞くことや相談できる環境があったことで仕事を安心して継続できた」(女性 30代)や「担当者によって全然違う。コミュニケーションをしっかりととれる人の方が派遣先企業ともうまくやってくれると思う」(女性 40代)など、就業前はもちろん、さまざまな問題が発生することもある就業後に、派遣先企業と円滑にコミュニケーションを取ることができる担当者がいる派遣会社を希望していることがわかります。

出典:『おすすめ派遣会社ランキング.com』派遣社員500名に聞いた!派遣会社選びで重視するポイントはどこ?
https://haken-mikata.com/column/important-points.html

まとめ

いかがでしたか?今回は派遣会社の選び方について述べてきましたが重要視するポイントはだいたい絞られていることがわかりました。よりよい担当者や派遣会社との出会いも一期一会。あなたにとってぴったりの派遣会社を見つけることも、派遣として働くうえでの成功の鍵のひとつのようです。

CUBEでは働きたい方に寄り添って、お仕事探しをサポートします。 スタッフ一人ひとりが、みなさんのお仕事探しから就業後のフォローまでを責任を持って親身に取り組んでいます。ぜひお気軽にご相談下さい。